エコブロック工法の6つの特徴

進藤建設のエコブロック工法(両面断熱コンクリート工法)は
建物の環境・品質基準CASBEE 「Aランク」評価を取得。
6つのメリットを持った、高品質・高機能の省エネ建築です。

  • 両面断熱で

    超断熱性

  • ハイレベルの

    高気密性

  • プライバシーを守る

    高遮音性

  • 100年も可能な

    高耐久性・高耐震性

  • 群を抜く

    高耐火性

  • 初期費用・運用コスト共に

    省エネ・高経済性

エコブロック施工の様子

エコブロック工法の断熱性能

両面断熱で「超断熱性」

内断熱工法の断熱性能
エコブロック工法の断熱性能

エコブロック工法は、ダブル断熱構造(外断熱+内断熱)により、一般的なRC構造と比べ10倍の断熱効果を実現します。 一般的にRC工法では難しいといわれる「外断熱」を、発泡スチロールで鉄筋コンクリートを両面から挟み両面断熱をすることにより、室内が魔法瓶のように夏は涼しく、冬は暖かく過ごせます。
高断熱の理由は、鉄筋コンクリートをサンドウィッチ状に挟む断熱材(発泡ポリスチレン)にある、無数の空気の泡が熱の移動をシャットアウトするからです。 居室や廊下そしてトイレ・浴室・脱衣場などの温度差が少なく、通年の室温がほぼ一定に保たれます。 血圧が心配な方やご高齢の方にも安心してお住まいいただけます。

ハイレベルの「高気密性」

(下図)住まいの気密性能を示す「相当隙間面積」の値
エコブロック工法 スウェーデン工法 2×4工法 従来軸組工法
0.7㎠/㎡ 1.8㎠/㎡ 5.0㎠/㎡ 17.0㎠/㎡

測定方法:壁面等も開いている吸気口などをテープで塞ぎ、送風機で家の中に空気を入れ、減圧して、圧力差ゼロになるまでの通気量を測定し、その結果により隙間相当面積を求める。(隙間相当面積とは壁1㎡当たりに何c㎡の隙間面積があるかを表す)

継ぎ目のないダブル断熱構造(外断熱+内断熱)に加えて、気密性を高めるペアガラスなどを組み合わせることにより、他の工法より超断熱性能を達成しています。
エコブロック工法の高断熱性、高気密性により、暑さや寒さの外気温による影響を受けにくため、高い率で結露(室内壁及び壁内部結露)を防ぎ、優れた空調効果と共に、より快適な住まいづくりが実現します。

プライバシーを守る「高遮音性」

高遮音性

エコブロック工法で使用する断熱材(発泡ポリスチレン)が内・外壁の一面を覆うため、外壁からの音の漏れを防ぎます(遮音等級D-50相当)。さらに、高気密部材(ペアガラス・ペアサッシ等)を使用するため、外からの騒音だけでなく、内部で生じる生活音も遮断し、上階の振動音もスラブ厚15cm以上を基本とする設計を行うためほとんどありません。プライバシーを守り、快適に生活いただける高い遮音効果が得られます。(飛行機の騒音が公園の静けさになる程の騒音をカット)

100年も可能な「高耐久性・高耐震性」

劣化に強く、長持ち

高耐久性

エコブロック工法は、50年後に資産価値が残せ、親子3代が快適に住み続けることが可能な建物です。
エコブロック工法で使用する断熱材(発泡ポリスチレン)は、鉄筋コンクリートが直接外気や雨などにさらされることを防ぎます。一般的に、コンクリートは空気中の二酸化炭素にさらされることで中性化が始まり、コンクリートのアルカリ性を失います。中性化したコンクリート内では鉄筋が酸化し(錆の発生)、また体積が膨張することでコンクリートに亀裂を生じされます。この亀裂から構造体の劣化が始まります。エコブロック工法はコンクリートを空気から遮断していますので、中性化そのものを遅らせることが可能です。また、断熱材特待との間に空隙が全く無いので、内部結露を引き起こす心配なく、したがって断熱材の性能が結露で劣化することがありません。また、躯体内の鉄筋の錆の進行を早めたり、建物内に漏水を引き起こすような大きな問題に発展する可能性も非常に低く、亀裂による内部結露の発生も防ぎます。

高い耐震性能

(下図)各工法のメリットとデメリット
  壁式工法 軸組工法
メリット ・防火、遮音性が高い
・耐震性も非常に高い
・津波や災害に強い
・自由度が非常に高い
・スパンを大きくとれる
デメリット ・コストがかかる
・高層建築に使用できない
・耐火性能が低い
・断熱、気密性が低い

また、エコブロック工法は、壁式構造。線と点だけで支える軸組工法は、柱や梁に集中して加重がかかります。それと比べ壁式構造は、加重を壁面全体で受け止め分散・吸収するため、揺れやねじれに強く、地震等の自然災害に対して高い耐久性を実現します。

群を抜く高耐火性

耐火イメージ

鉄筋コンクリート造の建築物は、木造・鉄骨造と比較して火災時の「崩壊」「延焼」に非常に強く、万が一火災が起きた時も重大な被害につながりにくいというメリットがあります。またコンクリートを覆う発泡素材部分もオゾン層を破壊するクロロフッ化炭素を使用しておらず、環境への負荷が少ないです。

省エネ・高経済性

高い省エネ性能

省エネ・高経済性

エコブロック工法は、鉄骨造に比べて、最大63.1%の電気料金の節約に(調査結果)。また、7ヶ月の平均でも42.3%の電気料金の節約結果になりました。夏の期間も外気との温度差の影響を受けにくいので、同様に使用量の削減になります。

一般的なRC構造よりも短工期

工期の図

エコブロック工法は、施工時の型枠の機能も兼ね備えた、発泡スチロールと鉄筋を組み合わせたブロックを使用するため、従来のRC構造で必要な「型枠工事」の過程が短くすみます。
RC構造は型枠を組み、そこにコンクリートを流し込んだあとで型枠を取り除く工程がありますが、エコブロック工法ではブロックを組み、コンクリートを流し込むだけで型枠撤去工事が不要です。
型枠の撤去が不要なだけでなく、廃材となった型枠のゴミ処理も不要です。
また、仕上工程に断熱材の施工が不要なため、全体的に工期が短く済み、その分の人件コストを抑えることができます。さらに外壁をタイル施工していくため、洗浄ややり替え時にサイディングの場合よりも低価格で行え、長期的なコストが少ないというメリットもあります。